女の子を産み分けるX精子の特徴

精子は、それが持つ染色体の内容によって2種類に分かれます。男の子の遺伝子(Y染色体)を持つY精子、そして女の子の遺伝子(X染色体)を持つX精子。

X、Yの精子は染色体だけではなく、それぞれ異なった性質を持っています。これを利用して、X、Yそれぞれの精子を選ぶ方法が考えられています。

まずは、女の子を産み分けするためにもその特性をしっかり理解しておきましょう。

女の子を産み分けるために必要なX精子の特徴

1.酸に強い

男女の性質に違いがあるように、精子もまた、それぞれの性質を持っています。Y精子はスピードはあるのですが短命でX精子はその逆です。

精子が最初に通過しなければいけない場所、膣は外部からの雑菌の侵入を防ぐため、酸性に保たれています。ここが、第一の通過ポイント。

男の子をつくるY精子は酸性に弱く、酸性が強い状態ではほとんどのY精子が死滅してしまいます。

ところが、X精子というのはY精子よりはるかに強い性質です。X精子自体も、必ずしも酸性が得意というわけではありませんが、それでも忍耐強く、黙々と卵子を目ざして泳ぎつづけます。

ですから、Y精子を脱落させ、より多くのX精子を子宮に送り込むには、膣の中が酸性になっている状態のところに、精子を送り込むのがよいのです。

腱の中はふだん酸性になっていますが排卵日が近づくとやや中性に傾いてきます。子宮の入り口にある子宮頸管から、アルカリ性の粘液が出るためです。それが排卵日にはピークに達するため、膣の中の酸性度はぐっと弱くなります。ですから排卵日当日には、スピードのあるY精子が競争に勝ってしまうのです。

さらに、セックスの最中に女性がオーガズムを感じると、腱の中がアルカリ性に傾きます。ですから、X精子のためには、セックスもあっさり、というのが必要なのです。

2.数が少ない

Y精子は酸に弱いですから、忍耐強いX精子よりも生き延びて、子宮に届く確率は低いわけです。

ですから、自然とバランスをとるために、Y精子のほうが数が多く、約2倍くらいの数になります。膣の酸で子宮の入り口にたどり着くまでにかなりダメージを受けたY精子は、子宮の中に到達したころには、ほぼ同じくらいの数になっているのです。

X精子は、この時点でちょうど互角になります。しかし、膣に入り、急にアルカリ性になったY精子はがぜん元気になり、X精子はY精子のスピードにリードされる状況になってしまいます。最終的な決着は卵子の待つ卵管の中になりますが、ここでまた、その特性を生かして、X精子を有利にする方法があるのです。

3.寿命が長い

卵子の寿命は約型時間です。ですから型時間以内に精子に会わなくては死んでしまう運命なのですが、精子にも寿命があります。Y精子は卵子と同じ型時間ぐらい、X精子は、平均して2〜3日は生き延びることができます。

ですから、卵管の中に入った時点でリードを保っていたY精子も、卵子を待つうちに徐々に数が減ってしまいます。一方、あとから来たX精子は自慢の忍耐力でひたすら待ちつづけ、脱落することなく卵子と出会えるのです。ですから、X精子が生き延びられるギリギリの日数でセックスすると、X精子が受精する確率が高くなるのです。