産み分け医療のパーコール法って何?

男女産み分け法のひとつに「パーコール法」というものがあり、日本で唯一許可されている産み分け医療は、パーコール法です。

これは、精子をパーコールという液体(ショ糖という糖分の一種)に入れ、遠心分離器にかけて、×精子とY精子を分別する方法です。

X精子はY精子より少し重く、Y精子より先に沈むので、いずれかを選択的に取りだし、子宮に注入して受精させます。

パーコール法は、もともと畜産の分野において、選択的に牝牛を生ませるために考案された方法です。

牛の受精においては、パーコール法の安全性は確認されていましたが、人間においても問題ないかどうか、日本産科婦人科学会は慎重な検討を重ねてきました。

一時は禁止されていましたが、2006年、パーコール液は無害であり、精子に影響を及ぼさない、という結論が出ました。

現在では、希望するかたは、パーコール法を自由診療として受けることができます。ただし、選別した精子だけを子宮に戻すので、妊娠の確率は下がります。

もともとは不妊症の女性に人工授精で妊娠させる治療

不妊症の人ですから、妊娠することができれば、それは男の子であっても女の子であっても、どちらでもいいわけなのですが、この治療・研究を進めていくうちに、男女の産み分け、特に女の子を妊娠するのにとても確率の高い方法が、実用的になっていったのです。

パーコール法は、これからも産み分けに多く用いられるでしょうし、その恩恵を受ける人も多数あるはずです

パーコール法の「パコール」って一体何?

パーコールは、化学名をシリカゲル誘導体というものです。男性の精子をX精子とY精子に分離して、純度の高いX精子だけを取り出すとき、分離の断層をつくるために使うのが、このパーコール液です。

それはいったいなにか、どんなものかというと、ほら、おせんべいの袋のなかなどに、乾燥剤の小袋が入っていますね、あの乾燥剤の一種がパーコールなのです。

パーコールは、コロイド状になって、どろどろしています。飲んでも無害、食べても無害。

その液にひたる精子を損傷することはありません。もちろん、パーコール法で、これを口から食べるわけではありませんが、パーコール液で遠心分離したX精子は、人工授精で女性の体内に入ります。それでも安全というものが使われるのは当然でしょう。

パーコールは人体にとって安全なものなのです.安全なだけではなく、女の子が欲しい人たちへの天が与えてくれた贈り物といってもいいでしょう。