産み分けを行う排卵日を知るための基礎体温の測り方

産み分け成功のポイントを握るのは、排卵日をなるべく正確に見つけることです。排卵から次の月経が始まるまでは、月経周期の長さにかかわらず、ほぼ14日といわれています。

月経周期が決まっている人は、次の月経予定日から14日さかのぼった日が、排卵予定日と推測できます。

ただし、この方法は月経周期が不順の人にはつかえませんし、ふだん月経が順調でも、ふとしたきっかけで排卵リズムが乱れる可能性もあります。

より正確に排卵日を推定するには、基礎体温を測ることがおすすめです。

基礎体温とは
基礎体温とは、いちばん安静にしているときの体温のことです。
基礎体温は、ホルモンバランスに影響されて微妙に変化します。そこで、日々測定してグラフにすると、月経のサイクルをつかむことができるのです。

月経開始とともに基礎体温のグラフをつくると、まずは低温期が続きます。

そして、排卵直前に体温が著しく低下する日があり、排卵日を迎えます。そののち高温期に入って、やがて次の月経を迎えるのです。このパターンが一定であるかどうかで、ホルモンバランスが正常か、排卵がきちんとおこなわれているかを、判断することができます。

また、この時期に忘れてはならないのが避妊のこと。

万が一、避妊をせずにセックスをして妊娠してしまった場合、男の子・女の子が生まれる確率は50%。これでは生み分けのための努力も水の泡となってしまいます。基礎体温を測っている期間は必ず避妊、が鉄則です。

生み分けの準備段階は、とにかく女性に負担がかかる時期。心がささくれ立ったり、神経質になったりしがちです。だからこそ、夫はこころのサポートに徹してあげてください

基礎体温は産み分けの必須アイテム

生み分けのベースとなる条件に、

  • 男の子が欲しい場合は、排卵日当日にセックスをする
  • 女の子が欲しい場合は、排卵日の2日前にセックスをする

というものがあります。

これは、排卵日を知ることなしに生み分けはできない、ということでもあります。排卵日を知るためのもっともポピュラーな手段が、毎朝基礎体温を測ることなのです。

基礎体温とは
基礎体温とは、目覚めたばかりの、まったくからだを動かさない状態で測る体温のこと。女性のからだはおよそ1か月くらいの周期で、基礎体温が微妙に上がったり下がったり、をくり返します。

生理がはじまるころには卵胞ホルモンの影響で体温は下がっていき、排卵日にぐんと落ち込みます。

排卵を終えると黄体ホルモンが分泌されるため、再び体温が上がっていきます。この様子を毎日調べるのです。

測るタイミングは、毎日同じ時間にして根気よく測りつづけることで、自分の排卵日を知ることができるのですが、先程も言ったように男の子を産みたい場合は排卵日当日、女の子を産みたい場合は排卵日2日前にセックスをする必要があります。

正確な排卵日を特定するために基礎体温を測る以外に「産み分けのより正確な排卵日を調べる色々な方法」に書いてあることを組み合わせて基礎体温を導き出しましょう。

基礎体温からわかること

低温期

月経から排卵までは、エストロゲンというホルモンが分泌されて、卵胞の成長をうながします。この時期の体温は、ほぼ36.0度〜36.5度に保たれます。
そのため、この期間を「低温期」と呼びます。

排卵

卵胞が成長していくと、エストロゲンの分泌も増えていきます。エストロゲン分泌のピークと入れ替わりに、黄体形成ホルモン(LH)が大量に分泌されます。これをLHサージと呼びます。

排卵は、このLHサージのピークから15〜24時間ほどあとに、起こります。

高温期

排卵後は、卵胞から分泌されるプロゲステロンというホルモンが一気に増えます。プロゲステロンには、体温を上昇させるはたらきがあるため、体温は36.3度〜36.7度くらいまで上がります。この期間を「高温期」と呼びます。妊娠していると、高温期は叫週ごろまで続きます。
妊娠していない場合は、体温は2週間ほど高いまま保ったあと、次の月経が始まるとともに、ふたたび低下します。

基礎体温の変化

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低温期(卵胞期)

月経がスタートしてから、月経周期でいう卵胞期の間は低温期と呼ばれます。

排卵

排卵の時期になると体温が低下する人がいます。ほぼ同時に排卵をうながすLHが多量に分泌され(LHサージ)、約24時間後に排卵が起こります

高温期(黄体期)

排卵が起きたあとは、卵胞が黄体に変化します。体温を上昇させるプロゲステロンが分泌され、次の月経開始まで体温を高温に保ちます

基礎体温を測る

体温計を選ぶ

低温期と高温期の差は、0.5度くらいしかありません。この微妙な差を計測するには、小数点以下第2位まで表示される婦人体温計をつかう必要があります。

水銀体温計は、もっとも正確な測定ができますが、測定に時間がかかります。手軽なのは、電子体温計です。自動的に測定結果を記憶してグラフ化する機能や、排卵日を予測する機能のついたものもあります。

基礎体温を測る

婦人体温計は、もっとも体温の高い舌の裏側のいちばん奥で計測します。いつも同じ場所で測るようにします。毎朝なるべく同じ時間に、目覚めてすぐ測り、そのあいだは体を動かしてはいけません。体温計は眠る前に、枕元に用意しておきましょう。

計測が終わるまでは、起き上がったり、寝返りしたり、伸びやあくびをしたり、だれかに話しかけたりしてはいけません。たっぷり眠ったあとでないと基礎体温はわからないので、少なくとも4時間以上の睡眠をとってから測ります。そのためにも、夜更かしせず、朝も極端に早い時間に起きるのはやめましょう。

基礎体温の測り方

  1. 枕元に婦人体温計を用意しておく
  2. 起床後すぐ、体温計を舌の裏側のいちばん奥に挟む。いつも同じところを計測する
  3. 計測が終わるまで、体を動かさない
注意点
  1. 毎朝同じ時間に測る
  2. 最低4時間は寝る
  3. 毎日継続する

基礎体温表のつけ方

毎日継続して記録する

基礎体温は、少なくとも2,3か月は毎日計測し、記録します。測りそびれる日や、注意点を守れないときもあるかもしれませんが、あきらめずに記録を続けましょう。2,3か月ほど記録をとっていくと、自分のリズムがわかってきます。

折れ線グラフにする

数値を記録したら、基礎体温表に折れ線グラフで記録します。基礎体温表は、薬局やクリニックで入手できますが、手っ取り早く携帯のアプリを利用しましょう。
アプリ検索で、「基礎体温表」と入力すればたくさん出てきます。折れ線グラフにすると、体温の変化がよくわかります。

また、体温以外に、月経、セックスの有無、おりものの状態、体調などを書きこむといいでしょう。

基礎体温表を読みとる

読みとりのポイント

基礎体温表は、日々の測定値の上下ではなく、1サイクル全体のグラフの動きを見ることがたいせつです。
排卵が起きているかどうかは、次の3つのポイントをチェックします。

  1. 低温期と高温期に分かれている
  2. 月経開始から20日以内に、排卵日を推定できる
  3. 高温期の期間が10日以上続いている

このポイントを満たしているときは、排卵していると考えられます。
高温期に入る前、体温が急激に下がる日の2〜3日後が排卵日と思われます。

もっとも、基礎体温には個人差があって、体温の急降下がはっきりしない人や、高温期への移行に数日がかかる人もいます。
そのようなケースでは、大ざっぱに「体温が上がりはじめるときが排卵日」と推定すればいいでしょう。

排卵サイクルがわからないとき

次のような場合は、クリニックで診察を受けたほうがいいこともあります。

低温期と高温期が分かれない

低温期と高温期の差が0.4度以下の場合、黄体ホルモンのバランスが崩れているか、排卵がおこなわれていない可能性があります。
40日以上続くようなら、受診して検査をしたほうがいいでしょう。

温期が長い

低温期が加日以上ある場合は、卵巣機能がうまく働いていない可能性があります。

高温期が短い

排卵後の高温期は、ふつう胆〜朽日間続きます。高温期が9日未満のときは、卵子が未成熟か、黄体機能不全かもしれません(反対に、12〜15日たっても高温期が終わらないときは、妊娠している可能性があります)。

体温が大きく何度も上下する

グラフが乱高下しているときは、排卵を特定できません。基礎体温の測り方の基本を確認しましょう。
測り方に問題がなければ、生活習慣を見直す必要があります。生活が不規則だったり、睡眠時間が短すぎたりするために、体温が一定しない場合もあります。

それらの要因を改善しても、グラフの乱れが治まらないようなら、クリニックで排卵リズムを検査することをおすすめします。