男の子と女の子の産み分けが成功する確率と失敗する確率

産み分けの方法によっても成功率は違いますし、1つより2つ、2つより3つを併用したほうがより確率は高くなります。

しかしながら、現在日本でできる排卵日を測定して自然な性交をする産み分けでは、成功率は男の子で約81%、女の子で約80%です。

パーコール法など、人為的に精子を分離し、人工授精によって産み分けをする方法でしたら、確率はほぼ90%に近づきますが、より自然な方法であれば、やはりまだまだ100%には遠いというのが現状です。

また、医師によってはパーコール法よりも産み分けゼリーを使用したほうが成功確率が高いという方もいるようです。

人間で生体実験をするわけにはいきませんから、ゆっくりと、少しずつ確率を上げる方法を模索するしかないのです。

なお、上記のデータは膣内の酸性度や精子の状況にもよりますので、産み分けを高確率で行いたい場合はこちらをチェック!

なぜ100%の産み分けはできないのか

産み分けの確率が約80%ということは最初に説明しましたが、残りの20%は体質によるものなのか、ちゃんと生み分け法を実行しなかったからなのか、見分けることは難しくなっています。

また、妊娠しなかった、というのもよくあるケース、生み分けをすると、望む性の受胎のためのセックス以外は避妊が必要になってくるので、必然的に妊娠率は下がります。

隠れ不妊症という場合もある

近ごろは初産や高齢出産の方、不妊治療の末にやっと第一子をもうけた方の生み分けが多くなっただけでなく、自分でも気づかない「隠れ不妊症」の方も多くなっています。

妊娠しなかったとしても、生み分けを実行しているせいなのか、不妊症が原因なのかがわかりづらくなってしまいます。

「妊娠できること」は生み分けの大前提ですが、妊娠しにくい女性が多いのも最近の傾向。こういった人には、生み分けをすること自体、あまりおすすめできません。

多くの病院では、1年で子どもができない場合、生み分けをあきらめることをすすめているようです。

女の子を希望する人が多いから成功確率が低いという可能性

女の子を希望する人が圧倒的に多いという理由もあります。

男の子の場合、受胎のセックスが排卵日当日であるのに対し、女の子の場合は排卵日の2日前に行うのが手順。しかしそれをはっきり確定するのは、病院でも難しいことなのです。

より確実に行うには、毎日地道に基礎体温を測り続けるなど、生み分けをこなす「時間的余裕のある人」、高齢出産や初産、不妊症といった「妊娠に対する不安がない人」であることが、理想だといえます。

産み分けが成功した人と産み分けが失敗した人の差

「生み分けをしよう」そう決意したときから、誰しも希望の性の赤ちゃんを生むために、懸命に生み分けに取り組んでいらっしゃいます。それでも5人に1人は希望どおりにいかないことは避けられない事実なのです。

その理由はといえば、一概にはいえない、というのが本音のところ。

長い時間必死に取り組んでも妊娠さえしない人もいれば、初めてのチャレンジでいとも簡単に授かる人もいます。

先天的な体質としてどちらかしか生むことのできない人もいるでしょうし、自分の望む性の精子と卵子が出会うタイミングが合わない、ということもあるでしょう。

運や体質は変えられないということを知ってください。

ただ私の経験からいえば、一生懸命取り組んだご夫婦の8割は、望みどおりの子どもを授かっていることも事実。

本来、人間は排卵日を知らなくとも自然と子どもが授かるようにつくられています。排卵日をぴったり当てることの難しさは言わずと知れたこと。1〜2日前ともなればなおさらです。それを自分で判断するのはどうしても限界があります。

だからこそ生み分けのしくみをしっかりと理解し、方法をいかに忠実に実行するかが成功のカギとなってきます。

基礎体温を測る前に大きな伸びをしてしまった、受胎のためのセックスが排卵日の1日後になってしまった……細かな部分を厳密に行うか、いいかげんのまま終わらせるかの違いで、結果は変わってきます。

たとえ望んだ性の赤ちゃんを授かることができなくとも、自分を責めることのないよう、また愛情をもって育てることができるよう、後悔のないように取り組んでください。生み分けに対して真筆に取り組むことが、成功のカギを握ることになるのです。

つまり、結果は自分次第で変えることができるのです。

産み分けは男性が守るルールもある

たとえば、きちんとルールに則って墓礎体温を測る、排卵日を正しくチエックする、必要なときは確実に避妊をする、一定の禁欲期間を置く。など、女性だけではなく、男性にも守っていただかなければならないことが少なくありません。

〃うっかり(墓礎体温をつけ忘れた)〃や〃思い込み(で避妊をしなかった)〃がチャンスを台なしにしてしまうことがある、ということは頭に入れておいてください。

女性の排卵は月に1回。つまり、生み分けのためのSEXのチャンスも月に1回ですから長期戦になることも想定しておかなければいけません。

生み分け法に取り組んだら、すぐに結果が出るというわけではないのです。

その間、夫婦が納得し合って、おたがいを支え合えるか。そのことがいちばん大きな生み分け成功へのカギであることは、いうまでもありません。

産み分けの成功確率に関するQ&A

男の子と女の子産み分けが難しいのはどっち?
排卵日そのものを予測するよりも、2〜3日前というタイミングをつかむほうが困難なので、女の子のほうがむずかしいといえるかもしれません。

またセックスをすると女性の膣内は酸性の度合いが 弱まるので、男性になる性染色体を持つ精子のほうが、女性になる性染色体を持つX精子よりも有利な環境になりやすいことも理由の1つです。それでも産み分け成功結果の統計を見ると、男女で 1%しか違いはありませんから、女の子を希望しているからといって、それほど気にすることはないと思います。

病院に行ったほうが産み分け成功率はアップするの?
病院ならではのサポートで確実性は高まりますが、運や体質による面もあります
日本の医療機関で認められている産み分けサポートは、確実な排卵日の特定や、リンカル、ゼリーなどの処方です。通院によって産み分けの確率は少し上がりますが、それはご夫婦が理論をきちんと理解し、実践していることが前提。また、運や体質による部分の影響もあるということは覚えておいてください。

最先端の医療技術ではX精子とY精子を分離させる方法もあり、受精卵を分割させて希望の性の卵だけ体内に戻すことも技術的に不可能ではありませんが、日本では規制によって禁止されています。

海外では、人工授精によってほぼ確実な産み分けができるのに、なぜ日本では禁止されているのですか。
先に答えを言ってしまうと、倫理的な問題がクリアされていないからです

人工授精によって受精卵をつくり、遺伝子を調べて性別を確認してから着床させる、という方法は、技術的には可能です。遺伝子診断は性別だけでなく、受精卵の染色体異常を、着床前にほぼ確実に知ることができます。

法的な見地からいうと、受精卵の選別そのものについて、日本で違法とする根拠はありません。

しかし、受精卵を人為的に選別することは、優生思想につながります。優生思想をよしとするかどうか、日本社会では、いまだ倫理的な考察が深まっていません。

そのため、受精卵の遺伝子診断については、日本産科婦人科学会が、望ましくないとの見解を表明しています。