排卵が不規則で排卵日がわからない時は病院の医師に相談しましょう

一般的には、基礎体温を3か月ほど測っていれば、グラフの見本のようにはいかなくとも、自然と低温期と高温期にわかれ、リズムもだいたいつかむことができるもの。周期についても、必ずしも28日である必要はありません。

21日と短い人もいれば、28日の人もいますので、きちんと周期をくり返していれば問題はありません。

しかし、それでもわからない、という人もいます。「もともと生理が不順だったし」と不安になる方も実は少なくないのでは?

排卵が不規則だからこそ、生理も不順になるというもの。とくに二相性になっていない場合、残念ながら排卵がされていない可能性も考えられるのです。排卵がなされていなければ妊娠もしないため、生み分けもできません。

もし3か月以上基礎体温をつけても排卵日がつかめない場合、生理不順がひどい場合には、産婦人科に相談してください。この場合は生み分けの専門医でなくてもかまいません。

排卵がなされていない場合には、排卵誘発剤を使うことがあります。その場合多胎になるかもしれない、というリスクもありますが、専門医の指導を守れば不安はありません。

また通常、排卵とは、低温期が高温期に移る直前に体温が下がってから2〜3日に起こるといわれていますが、なかにはそうでない人もいます。高温期に移ってから2〜3日あとに排卵するという女性が、100人のうち4〜5人はいると考えられています。

すでに出産を経験されている方のなかで、かかりつけの医師に排卵日が2〜3日後と言われた経験のある方についても、一度病院に相談をするとよいでしょう。

最近では基礎体温だけでなく、さまざまな排卵日測定法がありますので、多角的に判断することができるのです。

排卵日を病院で検査してもらえば、正確な数字がわかる


自分で行うことのできる排卵日の判断方法について、いくつか紹介してます。

しかし最近では、科学のさらなる進歩により、病院ではさらに専門的に、排卵日がいつなのかを調べることができるようになりました。

そのなかで比較的精度が高いのが、超音波を使った方法です。超音波検査法と呼ばれます。超音波を使って発育した卵胞の大きさを測り、排卵日を推定していきます。

普段は2〜3mと小さな卵胞が1日に1〜2mずつ大きくなり、排卵日の2日前には約16から17mm、排卵日当日になると2cm強くらいになります。卵胞の大きさを調べることで、もうすぐ排卵が起こるかどうかを判断するのです。

観察した日が排卵日だった場合には、ちょうど排卵されている様子がわかるときもあります。

このほか血液を採取して、2種類のホルモンの量を量ることで排卵日を判断する血液検査、同じくホルモンが分泌しているかどうかを調べる尿検査もあります。

生理の周期が順調な方であれば、家庭でできるテストを使って総合的に判断すれば、80%の確率で排卵日を判断することができるでしょう。しかし生理不順の方や「もっと精度の高い情報を知りたい」とこだわる方は、病院で調べるのもひとつの方法。

自分でも80%もの確率で排卵日を当てることができますが、どうしても正確な排卵日を知りたいという方は、病院で専門医の指導を受けながら生み分けを行うのがよいでしょう。