産み分け指導をしてくれる病院の選び方と初診までの流れや受診するタイミング

病院で生み分けをすると決めた場合、一体どんな病院を選べばよいのでしょうか。

病院といっても大学病院や公立病院、開業医、専門病院、さらには産婦人科・婦人科といったものもあります。

産み分けの病院選びは基本的にはどの病院でも問題ありません。

しかし、昔ながらの病院といったら失礼ですが、そのような病院にかかった場合、生み分けに積極的ではないことも考えられます。出産は自然に任せるものと考え、男の子女の子を生み分けることに嫌悪感を示す医師もいるのです。

大学・公立病院などは窓口が広いため受け入れ態勢が整っているように感じますが、必ずしも治療できるとは限らず、遺伝性疾患の場合のみしか対応できないことがあります。生み分け指導を行っているかどうか事前に問い合わせてみましょう。

産婦人科や婦人科でも病院の看板に「不妊外来」と書かれているところがあれば生み分けの診療にも熱心なケースが多いのでおすすめです。

さらに不妊専門医はそのような患者さんのケースをいくつも診療していますので、どんな状況でもケースバイケースで対応してくれるでしょう。

病院ごとのメリット・デメリット

産婦人科・婦人科

昔からの医師の場合、意図的に生み分けをすることに抵抗感をあらわす方もいます。まずは相談を。

メリット
  • 信頼できる
デメリット
  • 医師によって嫌悪感を示す場合がある
補足事項

相場は¥5,000~20,000で保険適用あり

不妊専門医院

人工授精など高度医療を行えるところもあるので、確実性を求めるなら不妊専門病院がおすすめです。

メリット
  • 受け入れ体制が整っている。
  • どんな状況でも対応可能
デメリット
  • 人気の病院の場合、予約が取りづらい場合がある。
補足事項

相場は¥20,000~50,000で保険適用あり

大学・公立病院

大学病院、公立病院は遺伝性疾患のある場合に相談が可能です。生み分け指導を行っているかどうか確認してみましょう。

メリット
  • 着床前診断を含め確実な産み分けができる
デメリット
  • 希望だけでは受け入れてもらえない
補足事項

診察料相場はケースによって異なる。

病院を選ぶ際のポイント

  • 積極的に検査の内容などについて質問しやすく、コミュニケーションのとりやすい医師であること。
  • 口こみ情報も大切な要素。適度にこんでいて患者からの評判がよい。
  • 問診がていねいで、患者の訴えや質問に医師がきちんと答えてくれる。
  • 産み分けに積極的に取り組んでいる。
  • 費用のことをこまかく説明してくれる。

受診するタイミング

病院にはいつ行っても同じ、というわけではありません。病院へ行く目的は、排卵日を正確に予知することです。ですから、なるべく排卵日近くに行ったほうが効率がいいというわけです。

自分の基礎体温表をもう一度見直してみましょう。少なくとも3カ月は基礎体温表をつけてみて、それをもとに排卵日の3〜5日前を予測します。一般的には月経開始日から7〜12日くらいのあいだに受診するのがベストです。

男の子希望でしたら、もっとギリギリでもだいじょうぶかもしれませんが、排卵してしまってからではおそいので注意すること。排卵や月経周期が短い人は、とにかく早め早めを心がけましょう。

最初の相談といっても、カウンセリングだけではなく、子宮に妊娠しにくいトラブルが起こっていないかを調べるために、内診も行います。ですから、月経中はさけるようにしましょう。

初診までの流れ

1.電話で予約

まず電話で予約の電話を入れます。病院側から診療目的を聞かれたら「生み分けです」と伝えます。

2.必要な種類を準備

病院に行く時に準備するもの

さあ、行こうかな、という病院が決まったら、次は準備です。そのまま思い立って病院へ行っても、あまり期待するような相談はできません。次のものは必ず持っていくようにしましょう。

基礎体温表

産み分けに重要な、排卵日の特定をするには、事前に資料がないと判断がつきません。できれば3カ月は基礎体温をつけ、その表を持って受診しましょう。医師は持参した基礎体温表をもとにして、だいたいの排卵日を予想します。また次の診察日の予定も、そこからたてることができます。

健康保険証

基本的に産み分けのカウンセリングは保険の適用外ですから、全額自費が原則です。ピンクゼリーやリンカルなどの薬も同じです。ただし診察の結果、子宮筋腫など何らかのトラブルが見つかった場合は、保険の適用となるので、健康保険証も忘れずに持参しましょう。

母子手帳

出産経験者の場合は母子手帳が必要になります。初めての場合は必要ありません。

3.医師と相談

医師と相談の上、今後の検査や治療法、指導スケジュールについて説明を受けます。

4.検査を行う

病気の有無を調べるため血液採取や尿検査など基本的な検査を受けます。

5.次回から産み分けの指導

病院で次回の予約を取ります。次回から本格的な指導や検査が行われます。

どんな人でも産み分け指導は受けられる?

たいていの病院は産み分けは自然な方法で行い、医師はその手助けや助言をするだけ、というスタンスを持っているようです。産み分け指導をするにあたって、基本的に次の事項を満たしている人が対象となります。

すでに分娩を経験している人

遺伝などの事情でどうしてもという場合はこの限りではありませんが、基本的に産み分けは2人目以降に初めて指導をするということになっています。最初の子は、まずは自然に産む、という考えからです。

妊娠に不都合な疾患、性感染症や婦人科疾患のない人

子宮内膜症、嚢腫、筋腫など、妊娠に不都合な疾患があると、産み分けを指導しても妊娠しにくかったり、成功率が下がったりします。この場合は、まずその疾患を治療するのが先です。性感染症や婦人科疾患も同様です。

強度の月経不順や高齢出産ではない人

やはり月経不順の場合も、その治療が優先になります。
また高齢の場合は、そもそも妊娠する確率が低くなってしまいますので、その人のケースに合わせながら、まずは妊娠する環境づくりが重点になます。

夫の強力を得られる人

産み分けでいちばん大切なのは夫の協力です。性交の日にちや方法まで指示されるのですから、協力的な夫でなければ成功はむずかしいでしょう。病院に行く前に、必ず夫婦で話し合い、お互いに納得してから受診しましょう。